ブログ名はまだ無い(仮)

インフラエンジニアのツイッターには書ききれないつぶやきです



iLO4にIPアドレスを設定する手順

最近何かとクラウドばかりですが、久しぶりに物理サーバの構築しました。
その際に毎度のことながらiLOの設定に迷うので、忘れないようにするための個人的メモです。

環境

今回設定したのはHP DL360 Gen9です。

iLO4のIPアドレス設定手順

まず起動中のこの画面で「F9」を押します。System Utilitiesの画面に切り替わるまでしばらく待ちます。
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System Utilitiesの画面に遷移したら「システム構成」を選択
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次に「iLO 4構成ユーティリティ」を選択
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さらに「ネットワークオプション」を選択します。
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以下の画面で「IPアドレス」「サブネットマスク」「ゲートウェイIPアドレス」を設定します。
DHCP有効は「オフ」にします。
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入力が終わったら「F10」を押して保存します。

以上です。

YAPCに前夜祭からフル参加してきました!

Perlはほとんど書いたこともなく、現在プログラムを本職としているわけ
ではありませんがYAPCにフル参加してきました。

YAPCのホームページにも「Perl知らなくても大丈夫!」とあったのでその
言葉を信じて行ってきました。

結果として、一応本職はインフラエンジニアみたいなことをしている自分
ですが、本当に素晴らしいイベントでした。
今年初参加で、来年からは開催されないというのが非常に残念でなりませ
ん。

各トークも非常に内容が濃く、また来場者も多く、立ち見がでるのが普通
で、凄い会場は立ち見もできない状態でした(笑)

各トークの内容はさまざまなところでまとめられているので、自分がベス
トトークに投票したものだけ、メモ書きを書こうと思います。

世界展開する大規模ウェブサービスのデプロイを支える技術

Wii3DSで展開しているMiiverseの開発と運用にまつわる話。
単純に任天堂の人がこういうところに出てきて話をしているのを始めて聞
きました。

ここでも「Consul」の話がありましたが、今回のYAPCで本当によく出てき
た、どこも使っているだなーと思いつつ自分はまったく使ったことなかった
ので、ちょっと、どういうことができるのかぐらいは押さえておこうかな。

資料はこちらspeakerdeck.com

Consulと自作OSSを活用した100台規模のWebサービス運用

「世界展開する大規模ウェブサービスのデプロイを支える技術」の続編の
ようなトークでした。
完全に選んでいるものがインフラよりですいません。
せっかくだからPerlのトークも聞けば良かったなと今更後悔してます。

あ!でも前夜祭のperlワンライナーは聞いたかな。
あの人数がハンズオン始めるとは予想外でした。

資料はこちらspeakerdeck.com

Google Cloud Platformの謎テクノロジーを掘り下げる

Google Cloud Platformのお話。
GCP自体は知ってましたがGoogleってスイッチなどのハードから自社で作っ
てたのですね、全然知らなかった。
「他のクラウドとは設計が全然違う」とスピーカーの方がおっしゃってまし
たがハードから作っていれば、そうだよなあと妙に納得。

そしてGoogleの検索やGmailに使われているインフラと同じものをGCPとし
て提供しているそうです。うーんGoogleさんやっぱスゲーっす。
GCPまだ使ってなかったけど、こりゃ試してみるしかないな。

謎テクノロジーとは核心部分はお話できないですよってことで、謎だったみ
たいです。

資料はこちらspeakerdeck.com

オープンソースエンジニアのための Windows入門

PerlのカンファレンスなのにまさかのWindows入門!
「辛いことをやめる!から始まる業務改善とInfrastructure as Code 」と
どちらに行くか非常に迷ったのですが、こちらは後日に録画配信なしとの
ことでWindowsに行ってきました。

Linuxをインストール後によくやることをWindowsでやるには?みたいな対比
が非常に勉強になるなあ、資料是非欲しいなあと思っていたのですが、うーん
資料が見つからない。

あとWindowsの資料の探しかたの紹介も良かった。
基本的に日本語ではなく英語の資料を信用した方が良さそうです。

と、その他にもLT含め非常に面白かったのですが、このあたりにしておきたい
と思います。

懇親会

そして今回も気弱な私は懇親会に行かなかったのですが、1日目の帰りにやっぱ
りいけば良かったなあとふと思い、自分みたいに一人で懇親会に行きにくい人
「ぼっち同士で懇親会しましょう」みたいのをツイッターでつぶやいたところ
ちょっと反応があり、再びツイッターに日時などをつぶやいたところ

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非常に多くリツイートなど、いただきました。
ありがとうございました。

結局2日目終了後に4名の方と懇親会させていただきました。
一人の方はなんと滋賀からいらしたとのことでした、凄い情熱!見習いたいも
のです。さまざまな話を聞けて非常に良かったです。

今後もさまざまな方と交流できればと思います。

最後にYAPCは非常に素晴らしいイベントでした。運営の皆様始め関わられた全
ての方に感謝します!

JTF2015 (July Tech Festa)に行って感じたこと

インフラエンジニア向けのお祭りです。
イベントには初めて行きましたが、素晴らしいイベントでした。来年も是非参加したいものです。
運営の皆様、講演くださった皆様、会場ご提供いただいた大学様、大変ありがとうございました。

忘れないうちにイベントに行って感じたことを書いておこうと思います。

すげーーー

最初の単純すぎる印象です。開催されたのは日曜日で最初の基調講演は10時スタートにもかかわらずに会場には300?もっといたかもしれませんが、すごい人数にまず驚きました。
これって本当に凄いことだなーと思いました。

驚きの理由

そんなに驚くことかな?と思われる方もいるかもしれませんが理由があります。少し個人的なことを書きますと、インフラエンジニアという職(正確にはインフラエンジニアという肩書きで今の会社に入社はしていませんが)について2年ちょっとになりますが、それまでは、俗にいう「Sler」悪意をもっていえば「人月」単位で数ヶ月〜数年お客様先に常駐するタイプの働きかたをしておりました。

その頃には今回のようなイベントや勉強会といった類のものが、頻繁に開催されているなんて、想像もできませんでした。ましてや、他社の方と会社の利益をどがえしで交流するなんて考えもできませんでした。

今の職についてからは、イベントや勉強会が頻繁に開催されていることを知りましたが、私にとっては「July Tech Festa」のような大規模イベントが存在すること事態が衝撃的なのです。
こういう素敵なイベントに20代で出会えてたらもっと違う働き方ができただろうなあと悔やまれます。ちなみに現在私は現在36歳です。

刺身たんぽぽな仕事

自分の20代で、ついでに色々思い出したのですが、その昔、私は某IT企業グループのホームページデータをテスト環境から本番環境にコピーするだけの仕事という仕事を2年間やっていました。
「は?」と思うかもしれませんが、嘘ではありません。

簡単に流れを書くと以下になります

各会社からテスト環境にホームページデータをアップロードしたことの連絡を受ける

ホームページデータを確認

本番環境にコピー

本番環境が更新されたことを確認

各会社にホームページが更新されたことをメールで連絡

この仕事って必要でしょうか?今回の講演でもありましたが、刺身たんぽぽ的な仕事ではないでしょうか?ホームページなんてそうそう更新するわけでもありませんし、そもそも各社で更新したってたいした手間ではないと思います。セキュリティ的に一元管理したいなどの思惑があったかもしれませんが、ただただテスト環境から本番環境にファイルをコピーするだけです。その業務に私を含めて5名のチームでした。

この職場に私は派遣されました。派遣された以上この業務をするしかありません。しかも業務改善しようにも、業務改善するような大きな決定は私の上司になるプロパーさんの仕事になります。ですので上記の仕事の流れを改善することはできますが、根本を改善提案することはできないのです。

狭くなる視野

このような仕事をしていると非常に視野がせまくなります。上記のような仕事では、もちろん給与なんてあがるわけなく、残業ないから残業代もつかない。仕事に対するモチベーション?なんですがそれ、美味しいんですか?っていうことになります。

2年間働いたと書きましたが、正確には抜け出すまでに2年かかりました。このような仕事に配属され、もちろん当時所属していた会社に違うところに配属変えをしてくるように再三訴えていました。しかし、すでに私のように配属先が決まっているものはすぐに別のところに移れるわけではありません。あの手の「人月」単位で社員を外に出している会社の営業さんは最優先で「契約が切れそうな人の次の職場」を探します、次に「問題を起こしたやつの次の職場」を探します。そのため私のように別に移りたいからという理由の奴なんて後回しに当然なります。

会社からすれば「働くところがあるのにまがままな奴だ」ということになります。そこでは社員のエンジニアとしての成長なんて考えていません(あくまで当時在籍していた会社のこと)とりあえずどこでもいいから社員を外に出して「人月」単位で売り上げをあげることしか考えていません(あくまで当時在籍していた会社のこと)

まとめ

JTF2015の感想を書くつもりがすっかり脱線してしまいましたが、今回別に過去の愚痴を書きたかったわけでも「人月」単位の業務を否定したかったわけでもありません。単純に「July Tech Festa」のようなエンジニア向けイベントがもっと広まればいいなと感じました。
今の職につく前は今回のようなイベントや勉強会の類をまったくしりませんでした。職場でもそのような話をしている人はいませんでした。これは別にやる気がないわけでも、情報収集が下手というわけでもないと思います。

単純に知らない、きっかけがないだけだと思います。イベントや勉強会などを通じて社外にでることによって、視野が広がり、少しでも上記に書いたような残念な気持ちで仕事をする人を減らせるのではないかなと思います。

今所属している会社でも勉強会を開催したりしていますが「単純に知らない、きっかけがない」方にどのようにしたら伝えられるのかは考えていきたいと思います。一人でも多くのエンジニアの方が楽しく仕事できるようなきっかけとなる勉強会、イベントなどができれば良いなあというのがひそかな野望です。